おことわり

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2012年1月15日日曜日

荒野の七人

第2回午前十時の映画祭も今週でおしまい。結局第一回は45本、第二回は40本観ることができました。第二回も「銀の殿堂」に該当したのですが、引越しで前住所で観た時の半券を紛失してしまい、応募できなかったのがちょっと残念。というか、この映画祭は1本のフィルムを全国にリレーしているので、遠方に引っ越すとどうしてもスケジュールにダブりが出て、落穂拾いが不可能になってしまいます。「シェーン」や「大いなる西部」、「友だちのうちはどこ?」とか観たかった作品はあったんですけどね。当地では第三回はなく、隣県まで行かなきゃならないので、フォローは難しそうだ。
こちらでの最後の作品は「荒野の七人」でした。子供の頃観た時は、コバーンやブロンソンの最後に感激したものですが、今回見直すと、死に方はカッコよいものの、どうして殺されたかがハッキリしないので、あれれと思ってしまいました。ワンシーンごとに演出に趣向を凝らしているのにどうしてこうなったのか。
とはいえ、ブロンソンがメキシコ人とアイルランド人の混血という設定で、最後にメキシコ名のベルナルドにこだわるあたりは今更ながら初めて気づいたわけでして、いい年こいて「こういうことが分かるなんて、俺も大人になったなぁ」と妙な感慨に耽ってしまった次第です。
さて、70年代にリバイバルされた時のこのチラシ、当時のスターの勢力図が如実に表れていますね。この頃のブリンナーはマカロニに行ってたもんな。ブロンソンにはひげを付けているし。71年と76年にリバイバルされて、表は同一の図案(のはず)ですが、裏は違っています。二つとも持つのがファンの義務というものですが、なぜか76年版しか持たないまま現在に至っております。

※H24.4.8追記 スクリーンの「チラシ大全集」を確認しましたところ、図案に変更はないものの、右下のユナイト映画のマークが異なったデザインになっているようです。

※H24.11.18追記 71年版を入手しましたので、画像を追加します。
やはり右下のマークが異なっています。71年版はザラ紙でミラノ・パンテオン等、松竹・東急系での公開です。ブロンソンは表だけでなく、裏面の写真の方にもひげが書き足されていました。

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