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2013年3月4日月曜日

幸福の黄色いハンカチ

通常版。基本の1枚。
札幌三越版の上映作品リストを作っていて、つくづく感じたのが高倉健の強さ。
三越名画劇場では1980年代に92本の作品を上映していて、うち7本が健さんの主演作なのですが、3ヶ月以上ロングランしている作品が4本もあります。

ということで、札幌三越のオープニング作品にもなっている「幸福の黄色いハンカチ」をこちらにまとめてみました(札幌三越版は所有していません。念のため)。

年末年始に実家から持ち帰ったものと合わせ、だいたい揃ったかなぁ(「ロッキー」と二本立になっているものは、当時は不要と思って譲ってしまい、持っていません。失敗)、場面写真は3種類かなと思っていたのですが、ここにきてポスターを複写したと思しき16mm版を発見・入手、4種類目の写真を確認いたしました。

クライマックスを宣伝ビジュアルに用いたことについては、リメイク版公開時の山田監督のインタビューがこちらに残っていますが、松竹宣伝部の方が反対していたとは。「同じ映画を何度でも観たくなること」についての山田監督の言葉を読むと、監督の自信・信念が伝わってきて、公開する前からエバーグリーンとなることを宿命づけられていたのかなぁと感じます。

ちなみに4枚の写真、背景もそうですが、実際の映画の場面とも微妙に違っています。監督生活50周年を記念して発売されたDVDマガジンの創刊号(790円!)にて視聴・確認して分ったのですが、それはそうと、やっぱ面白いわこの映画。最後のハンカチの見せ方もうまいし。mamiyaさんがこの作品の倍賞千恵子の演技を褒めておられましたが、倍賞千恵子に脈あり、と分った後の健さんの表情もたまりませんね。

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