「別離」に行くついでに立ち寄ったシネコンでアナザーの3種類目を確保。
2種類目に混ぜて置かれているようで、こういうケースはネットで情報がないとなかなか気がつきません。
この手の紛れ込み別柄の元祖は「ダークネス」(2003年公開)の「びっくりチラシ」だと思うのですが、この頃は口コミ情報が中心で、ネットによる情報の拡散は今ほどではなかったように思います。一時期は結構高値で取引されていましたが、現在はどうなんでしょうか。
これに限らず「レアもの」って、配布が終わるまでは仲間うち以外には黙っているのが、(その是非は置いといて)不文律としてあったような気がするのですが、ネット社会になって誰もが情報発信、オークション出品できるようになると、その辺りの「囲い込み」が機能しなくなりつつある様にも思います。自分は「情弱」の部類(「L」の微笑チラシも取り損ねていまだに所有していない)なので、ありがたい部分もあるのですけど。
そう考えると、アナザーの1種類目のコピーが「解禁」というのも何だか皮肉な話です。まぁ自分のようなジジイはこの種の映画のマーケットからいえば部外者なんですが、本来の客層にこのマーケティングが届いているのかちょっと気になるところでもあります。
「レイプゾンビ」や「骨壷」あたりのレアチラシ騒ぎは地下アイドルと組んでいるという時点で寂しさを禁じえませんし(と書いても欲しくなるのがコレクターの性で我ながら困ったもの)、「リング」「呪怨」をヒットさせた一瀬隆重のプロダクションが法的整理に入ったというニュースを知ると、Jホラーも厳しい局面に入ったのかなと感じるこの頃です。
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