おことわり

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2012年7月5日木曜日

ネイビーシールズ


週末をはさんでPCの不具合が続き、エントリーが途絶えていてごめんなさい。
NTTさんと何度もやり取りをした挙句に判明した原因は、6年ほど前に何とはなしに入れたものの、ほとんど役に立っていなかった2chのブラウザでした。削除したらエラく快適。これが本当の「2ちゃんねるの呪い」ってものでしょうか。

仕事もちょっとバタバタで、エントリーの頻度も下がるかもしれませんが、気長にお付き合いいただければ幸いです。

週末に観たのは「ネイビーシールズ」。思わずチャーリー・シーンとマイケル・ビーンの顔が並んだチラシが頭に浮かんでしまいますが、あれももう22年前になっちゃうんですね。

出演者も武器も本物、というのが売りですから、全面協力した米軍のプロパガンダ全開な訳でして、その辺に突っ込むつもりはなかったのですが、それにしても容赦ないです。昨年「世界侵略:ロサンゼルス決戦」を観た時に、「この武器、実際には人に向けてるんだよなぁ」と思ってちょっとだけゾッとしたのですが、ここまで見せつけられると言葉が出ません。「駆除」「掃討」といった感じに相手を叩きのめしていきます。

「本物」の行動の手順がちょっと見れればなぁ、くらいの期待だったのですが、捕虜奪還のミッションがその辺を上手く描いていたものの、その後の展開は単なる勧善懲悪アクションになってしまって工夫が感じられなかったのが残念。ミリタリー・マニアの方はいろいろ面白いんだろうけれど、その手の興味がそれなりにないと、映画としての厚みはないだけにキツイですね。

それにしても「最前線物語」で「殺人ではない。ただ殺すだけだ。」と言っていた頃からは、意味するところは同じとはいえ、ずい分と様相が変わったんだな、と思いました。もちろん、この作品で米国の意を体現している兵士たちも、実際には先日観た「キラー・エリート」で、クライヴ・オーウェンが新入りに言った「殺人は殺してからが辛い」(だったかな?)みたいな所があるのでしょうが。

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