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2012年6月24日日曜日

ミス・アメリカ パリを駆ける

野口久光のエントリーを書いていて思い出したのですが、以前ヤフオクに上村一夫が描いた「シェルブールの雨傘」のポスターが出品されていて感心したことがあります。1973年のリバイバルの時のものでちょうど「同棲時代」の全盛期な訳ですが、いろんな方がいろんな所で仕事をしているものです。
この「ミス・アメリカ パリを駆ける」も「いろんな方がその昔…」といいたくなる1枚です。

このチラシのイラストを描いているのは今では”アンパンマン”で押しも押されぬ巨匠のやなせたかし(コメントも書いています)。

やなせ氏のイラストと記されてはいませんが、同じ東和配給の「女はコワイです」(1963年11月公開、未所有)でも名前入りで似た仕事をされており、サインが一致しますので間違いのないところです。

タッチは今とはちょっと違った大人っぽい感じですね。
やなせ氏のこの頃の仕事で有名なのは「手のひらを太陽に」の作詞ですが、Wikipediaの記述によれば、この曲は1961年に作られたものの、ヒットしたのは1965年とのことで、まだまだこの時代は雌伏期とでも言うべき頃で、いろんな仕事を手がけていたようです。

古い作品を集めていると、大伴昌司といい、思わぬ出会い、発見をすることがあり、自分にとってはこれも蒐集の楽しみのひとつです。

なお、今回のエントリーも含めて、大伴昌司のラベルを「あの人はその昔」に変更します。また何か発見したらここで報告したいと思いますし、「こんなネタ持ってます。」という方はぜひ情報をお願いします。

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