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2012年2月8日水曜日
近代VTR社の映画チラシ写真入りカタログ
お陰さまで1ヶ月が経過いたしました。不慣れな運営でご迷惑もおかけしておりますが、引き続きよろしくお願いいたします。
コメント欄のシステム等で説明不足の点もございましたので、「このブログについて」というページを設けました。一読いただければ幸いです。
さて、FOXスクリーンフレンドのチラシカタログの画像を提供していただいた渡辺屋さんより追加で近代VTR社なるシネショップの通販カタログの画像情報をいただきました。
ここは覚えがないなぁ~。名前からすると映画雑誌「スクリーン」の発行元である近代映画社と関係ありそうな気がしますが、住所は全然違う(神田と中野)ので、単に便乗していただけなのかもしれません。
カタログの体裁も商品のラインナップもFOXスクリーンフレンドと似た雰囲気です。これはあくまでも推察ですが、映画業界(配給会社もしくは興行会社)の中に”商品”として一定量のチラシを確保できる共通の供給ルートのような存在があったのではないでしょうか。どちらかといえば個人からの持ち込みを基盤とする古書店や切手商が出自のショップとは別の印象を抱かせます。
その根拠(?)ともいえるのが、この手の店が多く扱っていた映画会社作成の「チラシセット」です。当時はこの手の物は「ニセモノ!」とバカにして、手を出さなかったのですが、今になると「ひとつくらいは(資料として)買っとけばよかったな~」と思ったりします。東映系で二本立てで上映されたジャッキー・チェン主演作を1枚ものにしたチラシ群は未だに持っていません。オークションで出品されても、何とかして安く入手したいとセコく考えてしまうので、いつまでたっても落札できません。
東宝特撮映画のポスターを縮刷した”チラシ”セットもときどきバラ売りでオークションで出ていますね。たまにチラシ扱いする出品者がいたりすると、知らない人も増えているんだなぁ…と思ってしまいます。こちらも結局未入手のままだわ。
と、思い出せないショップのカタログで、あれこれ書き連ねて参りましたが、ここをお読みの皆さまも「こんなの持ってるよ!」というものがありましたら、ぜひ小生まで情報をお寄せくださいませ。現存するショップの場合は、古いカタログであろうが平気で問合せをする人もいるらしく、お店への影響を考えて掲載できない場合もありますが、あまりこの種の資料はネットでも見かけないので、少しでも取り上げられればなぁと考えております。ご協力をお願いいたします。
渡辺屋さん、今回もありがとうございました!
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2 件のコメント:
チラシの供給ルートの話ですが、シネコンが主流になる前の話ですが映画チラシは東京など配給会社が直接劇場に配布するパターンと地方都市の劇場などが宣材製作会社から買うパターンがありました。
大体、〇〇印刷と〇〇社の大手二社が宣材を扱ってました。たぶんまだある会社だと思うので伏字にしてあります。
劇場から注文してチラシを買うわけですが、昔は宣材も今みたいに権利関係が厳しくなかったので旧作でもある程度枚数を注文すれば印刷してくれたようです。スクリーンフレンドはFOXがらみの会社だったので印刷会社に注文して刷っていたのかもしれません。
キャラクター商品として作られていたチラシセットは大体買ってました。ただ東宝のSF映画のセットは何故か1枚だけ破れてました。何故交換してもらわなかったのだろうといまさらながら思ってます。
渡辺屋さん、コメントありがとうございます。
興味津々のお話です。地方の場合、チラシを買っていたんですね。となれば公開日や館名はオプション料金となるでしょうから、コストに合わなければスタンプで代用したり、空白のままにしてしまうことになりますよね。
権利関係が今ほどうるさくなければ、原版がある以上、お金になるならそりゃ何回でも刷るでしょう。お札みたいに法律に引っかかるわけではないんですから。
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