以前のいくつかのエントリーでFOXスクリーンフレンドのことを書きましたところ、KUSSYさんの掲示板でお世話になっているシネショップの渡辺屋さんより、コメントをいただき、あわせて当時のカタログの画像を頂戴しましたので、渡辺屋さんの許可を得て、アップしてみました(画像は5枚あり、残りの3枚はこちらに)。
商品のラインナップから見て、1986年頃のもののようです。
懐かしいなぁ。当時は関東に住んでいましたので、通販は使っていませんでしたが、この時期には月イチくらいの割合でこの店に行っていました。だいたい有楽町・日比谷の映画館からスタート、銀座文化(現在のシネスイッチ銀座)経由で「なかよし」か「末廣」でラーメンを食べた後、晴海通りをひたすら歩いて東劇に寄り(松竹セントラルはチラシをくれなかった)、こちらの店が終点、というのが定番のチラシ巡礼コースでした。
店舗内の写真が載っていますが、店内に張ってあるチラシの番号をカタログと同じような体裁の注文表に記入、精算する形だったと記憶しています。受付側の右奥の隅あたりに古い品が積んであったかな。で、客から見て受付の左手あたりに店内販売限定で最新作のチラシがケースに入っていました。「ブラインド・デート」のピンク版とかここにあったものを入手した気がするんだけれど、記憶違いかも。
カタログに「チラシもの知り帖」というコラムがあり、画像だと字が小さいので、書き写してみます。
★映画チラシのできるまで★
アメリカ映画の場合ですが、最初にオリジナル・ポスター(英語版)がアメリカより空輸されてきます。
それをもとに日本版ポスター・チラシを映画会社の宣伝部、ときには劇場支配人などが日本語名を決めたり宣伝文などディスカッションして、カラフルでビューティフルなものを作り上げます。
チラシには1枚1枚個性があり、好きな映画やスターを選んで集める楽しみがあります。チラシの裏面には映画の解説や製作スタッフ、キャストなどがのせてあります。劇場やテレビ放送などで見た映画のチラシは思い出として記録にもなります。チラシは数に限りがあるので、大切に保存しましょう。
特価販売の注釈に「ほとんど当時発行のチラシですが一部リバイバル・再版もあります」とあるのがこの店らしく、ある意味(コレクターにとっても)泣き所ですね。
ともあれ、渡辺屋さん、貴重な情報提供ありがとうございました。
4 件のコメント:
やはりチラシ収集している人はここは外せないですよね。
「ブラインド・デート」のピンク版は自分もここで買ったような気がします。今になってリストを見直すと何でこれを買っておかなかったのだろうと思うチラシも結構あります。
チラシショップって何処も狭くて2人も入れば満員という感じでしたがここはある程度の広さがありゆっくりできました。
最初の頃はメインのおじさんと女の人2人でやってましたが、そのうちおじさん1人になり、暫く行かなかったらビルごと無くなってました。
松竹セントラル、確かにチラシを貰った記憶がないです。同じ建物の中にある銀座松竹ではチラシを貰いましたが。松竹セントラルと銀座松竹の入口の間に旧作のパンフレットとかを打っている店があってパンフレットを買うと旧作チラシを5枚くれました。
あら、朝投稿したのに無くなってる?
渡辺屋さん
コメントありがとうございます。
このお店、旧作はまぁ、ちょっといろいろありましたが、新作の提供は早くて、もっぱら新作の落穂拾いとしても活用していました。
ビルごとなくなっちゃんたんですねぇ。
松竹セントラルのそばにあったお店は、覚えてはいますが、買った記憶はないです。
松竹セントラルはチラシをくれなかった恨み(?)か1回も行かずじまいで、ここでかかる作品は新宿ミラノ座で観ていました。
kussyさん
コメントありがとうございます。
朝のコメントの方は追加画像を掲載した別ページに表示されておりますので、ご確認願います。
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