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2012年9月9日日曜日

アラビアのロレンス(70年代リバイバル)

「宇宙からの脱出」(1970.4.11公開)の裏面。
「近日・当劇場で大公開」とありますが、実際に
公開されたのは翌年2月になってからです。
前回のエントリーで、テアトル銀座は70㎜上映館ではないと書きましたが、長年のパートナーである新宿武蔵野館は70㎜上映館だったので、チラシの記載が不正確なケースが無いわけではなく、例えば「ラ・マンチャの男」のリバイバル(1974年4月)も初公開時(有楽座)の流用でそのまま70㎜表示がされています。

とはいえ、その辺をしっかり分けて表示しているチラシも一方であり、その代表格が「アラビアのロレンス」です。

この作品はそれこそ何度もリバイバルされているのですが、70年代に5年連続(!)リバイバルされた際は基本的に同じものを使いまわしています。普通なら年代の区別がしにくくなるものなのですが、このチラシは上映方法の表記でしっかり分けることができます。こちらにまとめてみました。

シネラマ、D-150、70㎜と、大画面による上映方法のロゴが並んでいるのが懐かしいですね。

先日、TOHOシネマズに行ったら、いつのまにか「バック・トゥ・ザ・シアター」なる企画が始まっていて、第2弾として「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を3日間だけ上映するようです。「テレビサイズじゃ、物足りないでしょ!?」というキャッチコピーが掲げてありましたが、この時代の作品はすでにビデオ化が前提だったりするので、やっぱり「ロレンス」あたりのテレビサイズを全く考慮していない作品をもっと映画館で観られたらありがたいんですけれどね。

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