帰省土産をもうひとつ。裏焼きネタつながりということで。
70年代半ばの邦画のファイルを発見したので眺めていたら、「新・どぶ川学級」がタイトルの色違いだけではなく、キャストの写真が全員裏焼きになっていました。
あまりこの手の間違いに気づくことは無いのですが、並べてみるとさすがに分りますね。ここまで違うとかえって爽快です。
右側のチラシには音楽担当のクレジットが追記されていますので、こちらが後から出た「修正版」ということでしょうか。
これはチラシの話ではないのですが、裏焼きがらみでどうにも違和感がぬぐえないのが、現在発売されている「マイ・フェア・レディ」のブルーレイやDVDのジャケット。左のチラシの写真が正当ですが、なぜか裏焼きになっています。多分R・ハリソンも逆じゃないかな。
撮影を担当したのは英国王室とも縁が深い「サー」の称号もついたセシル・ビートンで、オードリーもカメラの向きを指定する人だったように記憶しているのですが、どうしてこんなのが認められているのか不思議です。個人的にはオープニングの花に止まった蝿を消すより、こっちを直せよと思います。
しかし「マイ・フェア・レディ」も権利が転々として、現在はパラマウントですか。製作したワーナーの90周年記念サイトにジャック・L・ワーナーが直々製作を担当したこの作品が出てこないのも何だかなぁ、と思います。まぁ「タワーリング・インフェルノ」や「マッドマックス」を出さず、「風と共に去りぬ」や「雨に唄えば」、「2001年」「カッコーの巣の上で」「ショーシャンクの空に」等々を堂々とヒストリーに載せているサイトなんで、ツッコミはじめたらキリがないのですが。
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