2012年5月3日木曜日

日本ヘラルド映画ラインナップ1990-1991


渡辺屋さんから 引越前に提供いただいていた日本ヘラルド映画の1990~1991年ラインナップを遅まきながらアップさせていただきます。すべてA4片面です。

90年後半と91年公開作品が中心で、2種類も作られています。豪華ですね。赤色のカバーに入っていたものはこちら緑色の方に入っていたものはこちらでどうぞ。
さすがにアスキーに比べるとしっかり公開されている作品が多いですが、ボクシングものの2作品が未公開になっているのが目を惹きます。そういえば、片岡鶴太郎ってボクシングやっていたなぁ。いろいろされる方です。

ソニーがコロムビア映画を買収したのが1989年11月、負けじと松下電器がユニバーサルを買収したのが1990年11月。ということで、この時期あたりから家電・放送業界が我も我もと映画業界に参入していて,「ハートブルー」は日本ビクターが製作者に出資、「逃亡者」をパイオニアLDCが、「ミザリー」を日本テレビがそれぞれ共同提供、と動きが派手になっています。で、「ベルリン天使の詩」の成功を元手にあちこちから金を集めた挙句、何だかよく分からん結果になってしまったのが,この「夢の涯てまでも」ということなんでしょう。ハイヴィジョン撮影の先駆けという置き土産もありましたが。

エントリーを書くにあたってパイオニアのことを調べていたら、本社が目黒から川崎に移っているんですね。学生時代、目黒の坂の途中にあったショールームでレーザーディスクの試聴を時々楽しんでいた身としては、最近の電機業界の苦境はちょっと寂しい話で、何とか頑張って欲しいところです。こういった写真を見ると、つくづく大変だなと思いますが。

渡辺屋さん、画像の提供ありがとうございます。遅くなってしまってごめんなさい。

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