1979.3.17初公開時 テアトル東京ほか |
何だかなぁ。60年代までは超駆け足。70年代も、そりゃお値段的に「真昼の死闘」や「荒野のストレンジャー」もありでしょうけど、70年代のユニバーサルはエアポートシリーズとセンサラウンド第1作の「大地震」でしょ、やはり。「大地震」はユニバーサルスタジオのアトラクションにもあったしね。震災に配慮したのかな。
1980.5.10 日本アカデミー賞受賞後の 再上映(丸の内東宝ほか) |
それとともに感慨深かったのが、「ディア・ハンター」が載っていたこと。この作品、調べてみると、米ユニバーサルと英EMIの合作で、ユナイトは日本やフランスで配給しただけなんですね。道理でここんとこのDVDはユニバーサルから出ているんだ。「午前十時」の時はどうだったけか。
どうも、自分の頭の中ではマイケル・チミノとユナイトの「『サンダーボルト』で出会い、『ディア・ハンター』で成功、『天国の門』で破綻」という二人三脚ストーリーが出来上がってしまっていて、しっくり来ません。
1988年のリバイバル UIP配給ですがユナイト作品 として表示されています。 |
こうやって歴史認識が変わっていくのかなぁ…と思った次第です。はい。
なお、「ディア・ハンター」の上映状況を調べてみると、アカデミー賞受賞(79.4.)と日本アカデミー賞受賞(80.4)の間の1980年2月にもテアトル東京で5週のアンコール上映がされています。ひょっとすると裏違いとかの微妙な違いがあるのかもしれません。自分自身は裏違いは基本的に蒐集の対象外なので、この辺は何とも言えませんが、ご参考まで。
ご引越し後の再開、おめでとうございます! 再開後も快調に書かれておられるので、一読者として大変嬉しいです。
返信削除今回初投稿しましたのは、以前『ダーティハリー』の記事で書いておられたFOXの古澤利夫の自伝が、さいきん本当に発売されたのでそのお知らせです。4月10日発売なので、ひょっとしたらとっくにご存知かもしれませんが。タイトルは『明日に向って撃て!―ハリウッドが認めた!ぼくは日本一の洋画宣伝マン』というものです。ぜんぜん知らなかったのですが、スタジオジブリのPR誌「熱風」やキネ旬に連載していたものをまとめたようです。文春文庫でお値段は980円とのこと。面白そうなので私も買おうかと思います。ぜんぜん『ディアハンター』と関係ない内容ですみません。次回は記事と関係のある内容で書きたいと思います。それではまた。
くろばくさん、コメントありがとうございます。古澤氏の情報、感謝です。いきなり文庫とは、気づきませんでした。検索してみると、例によって派手に出版記念パーティもやられているようで、相変わらず意気軒昂のご様子。さっそく読んでみようと思います。ブログの再開も期待していますが、お互い無理せず行きましょう。これからもよろしくお願いします。
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