「チラシつき」セットの件で、続きをもう1本書かせていただきます。
ワーナーやMGM以外にも、コロムビア映画の作品もいろいろありました。プロフェッショナル(リバイバル)、弾丸を噛め、ゴッドスペル、ロックンロールエクスプロージョン、またまたおかしな大追跡、ファニーレディ、狼よさらば…
そんな中で異彩を放っていたチラシがありました。恋愛映画のセットにつけられていた「40カラット」という少し厚紙のチラシです。デザインも通常のチラシとは異なる雰囲気。
店側がどういう説明をしていたのかは覚えていませんが、自分としては当初、お蔵入り作品と考えていたように思います。
少し経ってからこれが「エーゲ海の旅情」というタイトルで公開されていたことを知りました。
で、これがいわゆるコロムビアのラインナップチラシとしていくつか作られたものの一つだと知ったのはさらに後のこと。あるショップの委託ファイルで「ブレイクアウト」を見てからだったかな。
さらに年月がたって、やはりそのショップでまとめて入荷されたのを機に一気に手に入れ、その時初めて全貌を知った次第です。
チラシは全部で9種類。その全貌は、やはりkussyさんの掲示板でお世話になっていますキャグニーさんのチラシサイト「映画の時間ですよっ!! Part2」で見ることができますので、ぜひご覧ください。
このチラシ群、おそらく映画会社が業界関係者向けに配った、今はなき赤坂シネマテイクさんがいうところの「アドバンスチラシ」というものだと思うのですが、なぜ1975年だけこんなものが作られた or 一般に流出したのかはわかりません。これ以外の年度に似たようなものがあるかもわかりません(多分ないと思うけれど)。
訪問者数はまだまだ少ない拙ブログですが、ご事情をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひともご教示願います。
こんにちは。「from」というブログで何度かコメントを頂いている者です。私も1975年頃からチラシを集めているので、楽しく読ませていただきました。コロンビアのチラシについてはすっかり忘れていましたが、探してみると「風とライオン」「弾丸を噛め」の二枚だけを所有していました。どうやって入手したのか覚えていないのですが、当時は「これってチラシなのかな?」と判断に困ったことは覚えています。
返信削除mamiyaさん、ご訪問とコメントありがとうございます。コロンビアの一連の"チラシ"、どうしてこんなに出回っているんでしょうか。どうみても映画館で配られる類のものではないし、試写会用とも少し違う気がします。自分もショップで購入する時にお店に尋ねればよかったのですが、所有欲・コンプ欲が優先してしまい、聞かずじまいでした。
返信削除こんな煩悩だらけのブログ主ではありますが、今後ともお付き合いいただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。