前回のエントリーで「猿の惑星」に触れたので、第3作の「新・猿の惑星」について少々。
「猿の惑星」第1作のチラシの人気の高さは今さら言うまでもないけれど、その次に人気が高いのがこの作品。
で、これが稀少度が高い原因なんだと思うのですが、このチラシの東京版って拡大公開時のものしかないですよね?
猿の惑星といえばここ!、という素晴しいサイトでも確認できますとおり、「新・猿の惑星」は1971年7月31日に日比谷映画と新宿プラザでロードショー公開され、その後、9月11日に渋谷宝塚、池袋劇場、江東リッツの3館で公開されています。
ヤフオクでこの作品が出品される度にチェックしているのだけれど、9月公開時の3館以外は見たことないです。
ということは、日比谷の先行公開時にはあのタブロイド新聞形式の「夕刊サル」(所有していません。)しかなかったということなのでしょうか。当時の東宝のラインナップを見渡しても、「栄光のル・マン」と並んでこの作品が夏休み作品の目玉だったと思えるので、なおのことチラシの遅れ(?)が不可解です。事情をご存知の方、いらっしゃいませんか。
ちなみにこの「うちわ」は関西で公開された時の宣材。
きちんとスキャンできなくてごめんなさい。
ちなみに裏面は民音の歌謡ショーの宣伝になっています。
余談ですが、このエントリーがらみで元ネタの「夕刊フジ」のWikipediaを見たら、創刊号(1969年2月25日)の1面の見出しが
「慎太郎新党躍り出る」だったとか。
徳川埋蔵金状態とでもいうべきなのか、マスコミは何年同じネタで食ってるんでしょうかね。
今日は、チョコです。
返信削除いつも興味深く拝見してます。
「新・猿の惑星」ですが、名古屋でも東京と同一日に公開してます。
以前、こちらのショップでこのチラシの名古屋館名の物がでたんですが、真ん中が折れてたので入手を見送りました。未だに自分は未所有ですが、今では後悔しきりです。
東京で日比谷・新宿館名のチラシが出ていないのは不思議ですね。
参考で、「ソング・オブ・ノルウェー」の割引券があるんですが、その裏に「新・猿の惑星」の公開告知が載ってます。
日付も7月31日公開になってますので、名古屋のチラシも夏に出たのは間違いないと思います。
宜しければ、いつもの半券掲示板に画像アップしようと思いますが如何でしょうか?
チョコさん
返信削除いつもお世話になっています。
こちらの説明不足でご心配をおかけして、申し訳ありません。
画像の投稿、拝見しました。
「新・猿」名古屋も同一公開日だったんですね。「バニシング・ポイント」(東京ではスバル座で7月17日公開)と二本立てというのはなかなか熱いです。
コメント、本当にありがとうございます。
ぐだぐだな管理人で恐縮ですが、今後とも、情報提供いただければ幸いです。
Ktoshl です。
返信削除おそらく日比谷新宿はだしていません。印刷がなんらかの理由で間に合わなかったのではとかんがえています。
源頼光さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
返信削除日比谷と新宿、出てないですよね。この時期のFOX作品だと、アル・パシーノの「哀しみの街かど」もB5の方は地方でしか配布されていないように思いますし、前年の「パットン」や「シシリアン」がB4だったことを考えれば、チラシの形態も試行錯誤の最中だったのかもしれません。
今後ともよろしくお願いします。