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2012年10月6日土曜日

プロメテウス/トータル・リコール

9月も結局観たのは「最強のふたり」とこの2本。何だか夏休みの宿題を遅れてこなした感じ。
プロメテウス」は世間一般には「エイリアン」の前日譚というより、「人類の起源」をめぐるミステリーって感じで売っていますが、どうなんだろう。リドリー・スコットとしては、まずは本作で手堅く「エイリアン」の舞台を借りて興行的な実績を作り、続編からもっとオリジナリティを追求しようって戦略なんでしょうか。

脚本の穴やシャーリーズ・セロンの扱い、ガイ・ピアースが老けメイクだけなのを見ると、企画の迷走を感じずにいられません。銀河系の変遷を表現したホログラムとか、3Dで見ときゃよかったかな、という見せ場もところどころあるし、主役の二人もいいんですが。

最後、大空に飛び立つ宇宙船に、その昔「少年ジャンプ」の10週打ち切り作品の最後のページによくあった、「俺たちの冒険はこれからだぜ!」みたいなネームを重ね合わせてしまいました。

それにしてもプリクエルばやりですな。「シャイニング」まで企画されているそうで、そのうち「時計じかけのオレンジ」のアレックス君がグレるまでとか「フルメタル・ジャケット」のハートマン軍曹の戦場体験とかやるのかね。やりかねんな。

トータル・リコール」、こっちはリメイク。バーホーベン版は歌舞伎町にあった新宿アカデミーのオールナイトで観たなぁ。

そういや当時のチラシには「ハリウッド10大シナリオ」とかPRしていましたが、これも東和のハッタリだったんでしょうかね。「風と共に去りぬ」と並べているのがなんともです。

フィリップKディックの原作は読んでいませんが、オリジナルと比べると、ほかの映画化作品「ブレードランナー」や「マイノリティ・リポート」に近い雰囲気。SWのストーム・トルーパーみたいな警官やBTTFみたいな空中ハイウェイと、80年代テイストもちらほら。

とはいえ、コリン・ファレルが立てこもった部屋に警察が突入する時の道具のセンス・描写が、たとえ上の方でおちょくってても、「プロメテウス」の”子犬ちゃん”(だったっけか)に遠く及ばないのを筆頭に、全体的に安っぽいし、大味。「ダメっぽいな」と思って行ったら、やっぱりダメだった、という感じ。

ケイト・ベッキンセイルも旦那をよく支えていますね。いっそのこと、同じくシリーズもので生計を立ててるミラ・ジョヴォヴィッチ夫婦と「アンダーワールド」&「バイオハザード」のスワップ企画でもやったらいいんじゃないかしらん。「レン&セリーン&ポール&アリス」とかいって。

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